わかもと製薬は胃腸薬、眼科用剤などで新製品開発に注力
わかもと製薬は、東京都中央区に本社がある薬品会社で、胃腸薬「強力わかもと」などの大衆医薬品が良く知られていますが、医療用医薬品の研究・開発も行っています。 独自の発酵・培養技術を応用し生み出された「強力わかもと」は、天然成分を生かしたセルフメディケーションの先駆的製品です。 平成20年にはニーズに対応し顆粒タイプの製品「顆粒わかもと」を上市しました。 これまで培ってきた独自の発酵・培養技術を応用し、「腸から人を幸せに」というコンセプトのもと、市場ニーズにあったさらなる新しい製品の研究開発に取り組んでいます。 また、長寿社会に備えていち早く眼科領域に重点を置いた研究開発を促進し、患者にとって目に優しい目薬の提供をテーマに、白内障術後関連の製剤、緑内障治療剤、抗アレルギー治療剤の3つの眼科用剤を核に、特徴ある点眼薬を提供しています。 これらを基盤に、各種眼疾患分野で新たな眼科用剤の開発も行っています。
歴史ある製薬会社で、職場環境も良好
わかもと製薬は、平均年収で見ると40代で約500万円と、大手の製薬会社の中では平均並みといったところのようです。 従業員も403名と、製薬会社の中では比較的少ないのですが、MRなど職種によっては700万円近くまで年収が上がることもあるようです。 設立が昭和4年と、製薬会社の中でも歴史がある企業だけに、仕事量でもあまり無理なノルマを押し付けられることはなく、負担もそれほど大きくないと感じている人が多いようです。 女性にとっては、産休や育休が部署に関係なく取れ、復職後も時短勤務制度を利用して仕事を続けることができるなどの支援があるので、長く勤務する人が多いようです。
非常に堅実で真面目な社風が一つの特徴
落ちついた社風のようで、面接の場でもあまり圧迫されるような雰囲気はなく、応募者の話をじっくりと聞くことを心掛けています。 職場でも、落ち着いた雰囲気で仕事がしやすい、という印象みたいです。 落ち着いた環境で、無理なく仕事をじっくり続けていきたい、というMRにとっては、わかもと製薬は社風としてふさわしいかもしれません。 わかもと製薬は比較的コンパクトな企業なので、自分の仕事が社内の業務にどんな影響を及ぼしているかが実感できます。 逆にいえば、同社の社員には、社員同士が全体における個人の役割を考えながら積極的に連携することが求められています。 このような企業カラーを持った同社でこそ自分を活かしたいと考える、個性とコミュニケーション能力のある人と共に、未来のわかもと製薬を作っていけたら、としています。
