• TOP
  • 転職お役立ち
  • 転職エージェント図鑑
  • MRに役立つ仕事術
  • コラム
MR転職マガジン > コラム > 公益財団法人MR認定センター

2016-11-07

公益財団法人MR認定センター


「公益財団法人MR認定センター」は、MR(Medical Representatives)の認定をすることを業務としています。
MRは製薬メーカーの営業部門に所属します。
MRの主な業務内容は、各医療機関を訪問して、自社の医療用医薬品の情報を医療関係者に提供することです。
また同時に、自社医薬品の効能や副作用などを医療現場から収集して、自社に報告することも重要な業務となっています。

MRの仕事は、医薬品の適正使用のための情報を提供し、医療現場の情報を収集して、自社医薬品を普及させることにあります。
医薬品は患者に適正に使用されなければなりませんが、そのための情報提供活動をMRが行っているわけです。
MRは、医薬品を通して患者の健康に寄与することができる仕事です。
これは立派な社会貢献となりますので、大変やりがいのある仕事ということがいえます。

MRの受験資格

MRの受験資格は、公益財団法人MR認定センターの登録企業在籍者であれば、製薬企業またはCSO(MR派遣業)で導入教育を受講し、修了認定をもらうと受験資格を取得することができます。

登録企業に在籍していない方の場合は、センターの教育研修施設で基礎教育300時間を受講し、修了認定後に受験資格を取得します。
教育研修施設では、平成20年度から製薬企業やCSO(MR派遣業)に入社する前の社会人を対象に、基礎教育(300時間)を実施します。
この基礎教育を修了すると、MR認定試験の受験資格を得ることができます。

MR認定証は、MRとしての最低限の基礎教育やスキルを備えていることを証明するものです。
したがって、基礎教育を修了し、MR認定試験に合格しても、すぐにMR認定証が交付されるわけではありません。
MR認定証を交付してもらうには、導入教育を修了後、MRとして6ヶ月間の実務経験を積む必要があります。

ただし、基礎教育を修了しMR認定試験に合格すると、製薬メーカーに就職して実務教育(150時間)を受講すれば、導入教育を終えたとみなされます。
ただし、合格証の有効期限は5年間ですので、その間に実務経験(MR経験)6ヶ月が修了しなければ、有効期限後再受験することになります。