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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 武田薬品工業の年収・評判 – 国内で最大の売上高の製薬会社

2016-03-31

武田薬品工業の年収・評判 – 国内で最大の売上高の製薬会社


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武田薬品工業は、日本の製薬会社での売上高は1位の最大手の製薬会社です。売上の主力は医療用医薬品で、連結売上高の9割を占めており、糖尿病治療薬、高血圧症治療薬、消化性潰瘍治療薬等を主力製品としています。

また、コンシューマ向けはビタミン剤アリナミン、風邪薬のベンザなどの医薬品で良く知られています。

武田薬品工業のMRはチームワークを重視

武田薬品工業のMRは、全ての自社製品の情報を網羅しながら、より専門的に製品の情報を提供することで医療現場のニーズに応えるため、2014年から担当領域制という形態を取っています。 チームワークが大きな強みで、営業所単位だけではなく、部署・部門を越えた連携が取りやすくなっています。 日々の業務に関しては、第一線で活動するMRだけでは解決できないことも数多くあり、例えば、担当している施設の特性上、面談する医師の専門性が非常に高い場合、研究所の人や学術の人に質問をして対応することがあります。 また、日本、海外といった広域な範囲を対象とするデータ等のニーズがあった場合、マーケティング部に協力してもらうこともあります。 企業として大きな組織ですが、上長と相談し他部署との連携を手間なく第一線レベルで行うことで、スピーディーに先生方の要望に応えることができます。

海外の市場も視野に

武田薬品工業は、会社の方針で、女性と若手を数値目標付きで積極登用することになっています。英語ができる女性や入社5~6年の若手が、実績が無くても管理職に次々に抜擢されているようです。

実際に女性にとっても働きやすい職場で、会社でも女性の活躍を推奨しています。 年収は20代後半で700~750万円くらいと、同業他社、また同世代と比べてもかなり高くなっています。 月給は他社と同じくらいですが、ボーナスの額が多くなっています。

Nycomed A/Sの買収、海外畑出身の社長、外国人幹部の採用、新卒採用にはTOEICで730点以上など、海外を視野に入れた動きも顕著になっています。 このためMRとしての就職、転職を考えた場合、英語力に加え、海外でのMRの能力も持っておくとより有利となるでしょう。

よりスキルの高いMRの育成を

MRが情報活動を行う疾患も幅広い領域に拡がり、疾患をベースとした治療提案に加え、専門的なサイエンスベースの情報提供まで、さらに高度な知識とスキルがMRに求められます。 こうした状況を踏まえ、医療関係者からの多様なニーズに応え、また専門性をより一層高めることを目的に、独自のMR育成プログラムを通じて、高度な知識を持ち、領域専門医とより専門性の高いディスカッションができるMRを育成するなど、同社のMRはさらに進化を目指します。