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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 第一三共の年収・評判 – 国内第3位の大手製薬会社

2016-03-31

第一三共の年収・評判 – 国内第3位の大手製薬会社


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第一三共は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売等を行っていて、2013年時点で国内業界3位、世界業界20位で、武田薬品工業、アステラス製薬、大塚ホールディングス、エーザイとともに国内製薬メーカー大手5社の1つです。

第一三共は数多くの医薬品を取り扱っています

製品領域が幅広いことから、MRは様々な診療科の医師に提案でき、多くの患者に対する薬剤治療に貢献できます。 高血圧、糖尿病など様々な病気を併発している患者に対し、自社製品を組み合わせて提案することもできるので、医師からの期待や信頼を得られます。 各薬剤のポテンシャルが高く、他社の医薬品と比較しても優れたところが多いので、自信を持って紹介できます。 製品の数が多いだけに学ぶことも数多いのですが、医師と自社製品や疾患について伝えられる話題が増えていくので、それがやりがいでもあります。

MRの仕事は、売り込むだけではなく、社内で作成された患者向けの疾患を解説した冊子や、高血圧の患者向けの料理レシピを紹介した読み物を提案するなど、病気に対する理解を深め、関心を高めることをサポートするのも大切な役割となっています。

MRとして入社すると、15名程度の営業所に配属され、さらに3名~5名のチーム(エリア別、大学病院別)に分けられますが、各エリアでのシェア拡大も担います。
新人のMRでも、ベテランと同じ様に係数計画が与えられるので、やりがいがあり、第一三共贔屓の医師も多く、医師からの信頼はあります。
MRの年収は、20代で500~650万円、30代で750~900万円のようです。

日本の医療の発展に貢献

第一三共のMRは、日本を代表する大学病院も担当し、日本の医療の発展に貢献する使命を担うことになります。 開発中の薬剤について、実際に有用性があるのか?安全性は?といった情報を医師から収集し開発部門へ伝えます。 また、既に販売されている薬剤でも、他の症例に適応を拡大できないか?従来とは異なる使い方で治療に役立てられないか?など、薬剤の新たな可能性を医師との会話のなかで引き出しいくのも大切な役割です。 大学病院は、診療で最先端の医療を提供すると同時に、教育機関として次代を担う医師を育成するのも大きな役割です。 このためMRの活動も診療・教育の2分野にわたります。

若い医師とともに時代の医療の構築も

第一三共は製薬業界で最も幅広い製品ラインナップを持つ企業なので、大学病院を担当するMRも日本の医療を牽引するような様々な領域の専門医と接する機会に恵まれています。 次は、どのようにして日本の医療に貢献するのか、同じ世代の若い医師とも関係を築き、次代の医療へどう貢献していきたいかを語り合ったりもします。 このように、新規性の高い薬剤を生み出す研究、開発力を持ち、新薬が世の中に出るごとにMRの仕事はより高い次元へ、広がっていきます。