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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 大幸薬品の年収・評判 – 正露丸がおなじみの製薬会社

2016-04-12

大幸薬品の年収・評判 – 正露丸がおなじみの製薬会社


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大幸薬品は、若者向けに新しい取り組みも

大幸薬品は、大阪府吹田市に本店、大阪市西区に本社事務所がある製薬会社で、ラッパのマークの社章、胃腸薬・正露丸で良く知られています。 樋屋製薬と小児五疳薬「ひやきおーがん(樋屋奇應丸)」11品目の国内独占販売契約を締結し、発売元として当該製品の販売も行っています。 2006年からは、新たに感染管理事業をスタートさせ、低濃度の二酸化塩素の溶液とガスの技術を用いた、これまでにない有効な二酸化塩素除菌消臭製品を提供しています。 大幸薬品の看板商品でもある正露丸は、国内での認知度は9割以上で、止瀉薬市場でのシェアは50%以上となっています。 ただ、年中無休のドラッグストアが当たり前の存在である若い世代にとって、家庭の常備薬の定番である正露丸に触れる機会が少ないことから、最近は若年層への浸透度が低くなっています。 こうした状況の中、止瀉薬のトップを維持し続けるためには、新しい若者向けの戦略も重要となります。

マーケティングをさらに強化

2012年にはマーケティング部を発足させ、ブランドマネジメントの考え方を浸透させ、商品開発から販促までを一気通貫で対応する体制で新たな取り組みも行っています。 夏のキャンペーンとして、正露丸のパッケージそのままの仮設トイレを、花火大会や野外コンサートなどのイベントに設営する、という取り組みが話題になりました。 また、冬の時期は、受験生に焦点を絞ったキャンペーンも展開しています。 こうした若年層に対するプロモーションも強化させようとしています。

MRでも、ドラッグストア等のクライアントに対し、自社商品の紹介や店頭での営業展開についての企画提案を行うのはやりがいのある仕事でしょう。

リテール営業部でシニアスタッフを募集

大幸薬品は、サイエンスの力で伝統薬に新しい価値を与える「医薬品事業」に加え、様々な方面から大きな注目を集める「感染管理事業」を通じて、人々の暮らしを変え、世界市場を開拓する“Innovator”(改新者)を目指そうとしています。 同社は、新卒採用では、MR関連職として、営業(国内・海外)、マーケティング職で人材の募集を行っています。 また、中途採用では、MR関連職としては、リテール営業部のシニアスタッフを募集しています。 市販用製品の提案営業、店頭プロモーションや売り場づくりの提案等を行います。 ドラッグストア等のクライアントに対し、自社商品の紹介や店頭での営業展開についての企画提案を行いますが、提案次第で全国数千店の店先に並ぶ商品の量、価格、ディスプレイ方法等が決定されることになります。 クライアントにとっても、社内にとっても全体の売上を左右する程の大きな数字が動き、会社からのサポートはありますが、企画を立案し、商談を動かす裁量は担当者自身に任されるので、責任が重いと同時にやりがいのある仕事でもあります。

また、平均年齢は39.4歳で、平均年収は764万4162円となっています。

給与水準は高く、業績連動賞与も魅力のようです。