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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > JCRファーマの年収・評判 – バイオ医薬品の研究・開発の先端企業

2016-04-12

JCRファーマの年収・評判 – バイオ医薬品の研究・開発の先端企業


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JCRファーマのMRは、早いうちから大きなクライアントを担当

JCRファーマは、兵庫県芦屋市に本社がある医薬品メーカーで、人の体内から抽出された酵素やタンパク質の研究に取り組み、 業界で先駆けて遺伝子組み換え技術を基盤としたバイオ医薬品の研究・開発を行っています。 希少疾患・難病に対する新薬の開発にも取り組んでいます。 JCRファーマのMRの場合、入社してから早い段階で広範囲の営業先を回ることになります。 他の製薬会社の場合、新人研修を終えてから、ある程度経験を積んだうえで、総合病院、大学病院へと段階的に受け持つことになりますが、同社は若手時代から単独で大きなクライアントを担当します。 若手社員にも活躍の機会が多くあること、世界最先端の技術力により希少疾病に特化したハイレベルな研究を行っているところがJCRファーマの大きな特徴でしょう。

新しいバイオ技術の開発で、さらに成長

JCRファーマは、従業員数約500名と製薬会社では比較的小規模な会社ですが、研究、開発、生産、販売まですべて自社で一貫して行っています。 売上高120億円、営業利益5億円(2009年3月期実績)と、まだ小規模ながら、製薬業界での注目度が高まっています。 主力製品の成長ホルモンが順調に売り上げを伸ばし、創業当初から蓄積した独自のバイオ技術、細胞治療・再生医療に関する技術などで様々な新しい技術が生まれ、さらに成長の見込みがあります。 JCRファーマが強みとしているバイオ後発品は、バイオテクノロジーを利用した、主に生物製剤の後発品ですが、国内で普及し始めた一般的な後発品とは少し違います。 構造上の問題などで特許切れ薬品をそのまま丸写しにはできず、新薬の開発時と同じような臨床試験を実施する必要があるなど、開発にはハードルが高くなっています。 こうしたことから、後発品でも開発コストがかかり、他の製薬会社にとって参入しづらい領域でもあります。

MRの採用も今後さらに増加の可能性が

JCRファーマは難病に対する医薬品の開発にも注力していますが、販売面では他社との提携で販路を拡大させ、自社は研究に専念する、という姿勢を取っていました。 ただ、今後的には自社での販売力も強化していく予定です。 このため、今後はMRの採用も積極的に行っていくものと見られています。 JCRファーマはさらに、細胞治療や抗体医薬でも研究体制を整えようとしていて、将来へ向けての基盤作りも着実に行っています。

JCRファーマの平均年齢と年収

平均年齢は40.4歳で、平均年収は30歳で624.4万円となっています。