薬局でも買える「セデス」という解熱鎮痛剤をご存知でしょうか?シリーズ化されており、いくつかの種類が現在販売されています。この家庭用医薬品を販売しているのがシオノギ製薬であり、皆さんも社名は聞いたことがあると思います。 MRの転職先としても人気ですが、薬学部出身などの高度な知識を持った人材を積極的に採用する傾向にあり、「困難を乗り越える姿勢」などを面接でアピールした方が良いと思います。そんなシオノギ製薬とはどんな製薬企業なのでしょうか?また、年収はどの程度なのでしょうか?
シオノギ製薬とは
シオノギ製薬は、取り扱う医薬品の90%が治療用製薬で、高脂血症治療薬・抗生物質・癌性の疼痛治療薬が主力です。
MRをディテールマン・ウーマン(Dマン)と呼び、特定の領域に特化したMR活動を行わず、全製品を担当します。
MRが様々な領域の薬の情報を持つことで、患者一人ひとりの状況に応じた情報を提供できるようになります。
平均年齢は40.4歳で、平均年収は平成25年度で835万1061円となっています。
どんな製薬企業?
一言で言えば、「研究にものすごく力を入れている会社」というイメージです。そのため研究員たちも自分たちの研究に自信を持っており、MRなどの営業職にしても、その成果を顧客である医療従事者にアピールできるため、「研究者が頑張ってくれるので営業もやりやすい」との声も聞かれます。 医療情報担当者であるMRの待遇は、業界内でもトップクラスに良いと言われています。一般的に内資の製薬企業は中途採用の門を狭くしていますが、シオノギ製薬はその中でも珍しく、積極的にキャリア採用をしています。様々な役職のキャリア採用が用意されているため、MRはもちろん、その他の役職に興味がある方もチェックしてはいかがでしょうか? さらに、医療従事者は製薬企業にとって顧客ですが、その医療従事者からの信頼が非常に厚いため、医師や薬剤師との信頼を構築しやすい会社と言えるかもしれません。コミュニケーション能力に自信がある方は、シオノギ製薬を転職先として検討する価値はありそうです。
気になる年収は?
内資の製薬企業であるため、年収は一般的なサラリーマンよりかなり大きいでしょう。30代で600万円の大台に乗る社員さんは珍しくなく、会社が求める仕事をしっかりクリアしていれば、勤続年数によって順調にお給料もアップしていく仕組みです。 たとえば課長クラスですと、平均で1000万円です。一般的な会社の課長クラスで500万円~600万円ですので、たとえ激務でも頑張っただけ報いがあるのは有難いものです。また賞与に大きな差が出る給与体系を取っているため、営業職で頑張れば同世代のサラリーマンより圧倒的に大きな年収を手に出来る可能性があります。