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MR転職マガジン > MRに役立つ仕事術 > 新人MRが先生と上手く付き合う5つの方法

2016-06-13

新人MRが先生と上手く付き合う5つの方法


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新たにMRとしての道を歩み始めた、MRへの転職を考えている・・・・・・
そんな方々の抱える不安の大きな部分は、先生とどう上手く接することが出来るか。
いつも忙しそうにしている先生方、門前払いで話を聞いてもらえないことも。
上手く行かずにめげて辞めていった話なんかもたくさん耳にしますよね。

そんな新人MR(またはMRになりたい人)のために、先生と上手く付き合うために知っておきたい5つの方法をまとめました!

1.患者さんのことを優先して考える

これは医療関係者なら基礎の基礎ですが、絶対に忘れてはいけないのが「患者さんを優先して考える」という点。
病に苦しむ患者さんがいなければ、先生という仕事もMRという仕事も成り立ちません。患者さんの治療に役立つこと、これが医療関係者の第一の信条であるべきです。
そして、先生が第一に考えることも、患者さんへより良い治療を提供すること。MRさんから新しい薬品の話を聞き、意思決定に時間をかけるのも、主要な目的はただこの一点です。
自社の医薬品を売り込むことだけを考えた言動は、患者さんを第一に考えているとは受け取られないことが多いです。自社の医薬品のデメリットも明らかにし、症例によってはお勧めできないと正直に言うことが、先生から信頼されるMRの第一歩です。

2.先生のことを優先して考える

患者さんの次に優先するべきが、先生です。
先生がMRに求めているのは、自社の新しい医薬品情報だけでなく、医療関係(医薬品関係)の最新情報であったり、時には他社の医薬品についてであったりするのです。

「競合他社の医薬品について聞くなんて失礼」そんな風に感じるかもしれませんが、常に患者さんへの治療を最適化しようと試みる先生にとって、あなたの会社の医薬品がどのような点で優れていて、または劣っているのか、本当に使用するべきはどの医薬品なのか、見極めようとするのはいたって自然です。
多くの先生は、新しく、なおかつ正しい情報に飢えています。信頼されるMRとして、先生の希望や目的に役に立つ情報を提供できるよう、常に対応・準備をしておきましょう。自社医薬品の副作用や、競合他社の医薬品の優れている点まで、お茶を濁さずに堂々と伝えることが大切です。

3.どんな医療関係者にも態度を変えず親切に接する

親身になって接するのは、意思決定をする先生だけでいいと思っていませんか?
広いようで狭い医療の世界。他県で犯した失態が、将来の担当エリアにまで届くということもざらです。そして、同じ病院内であればなおさらのこと。
例えば、受付の方への態度。あなたが電話を受けてもらった際、横柄な態度を取ればそれは遅かれ早かれ先生の耳にも入ります。
看護師さん薬剤師さんに対してなんかもそう。立場が異なり、自分の本当に話したい相手ではないからといって態度を変えるようなことは絶対にしてはいけません。
むしろ積極的に話しかけていって、あなた自身の人柄を見せた方が良いでしょう。ポジティブな印象もネガティブな印象も、同じように噂となって広がります。

4.先生ごとに接し方を変える

ある先生には横柄に、ある先生には丁寧に接する、そういう意味ではありません。
先生の性格や趣味や人間関係など、様々に異なるそれらの要素を把握して、どのような情報をどのように提供したらよいかを考えるべき、という意味です。
例えば、几帳面な性格の先生に対しては、訪問の日時を固定にしたり、話す内容もしっかり論理の矛盾なき流れに沿って話すように心がけます。
また、医学界の動向に強い興味を持つ先生に対しては、海外の最新事例を(自社の医薬品に直接関係なくとも)話題に載せるなどの工夫が出来ますね。

初対面でこれらの要素を見極めることは難しいですが、院内で働く関係者の方々や、診療室のデスクの小物など、色々なところにヒントは隠されています。じっくりと会話の機会を重ねていくことも着実な近道です。

5.先生に教えを乞う

教えを乞われれば、誰でも嬉しくなるもの。
決してゴマを擦るという意味ではありません。新人であってもベテランであっても、常に新しいことを学ぶという姿勢を持ち、先生の専門分野に関して積極的に質問をすべきです。
もちろん相手の多忙を考えて何度も質問を重ねて引き留めることは遠慮すべきですが、毎回1つや2つ程度なら、喜んで答えてくれる先生は多いでしょう。

日常的な質疑応答から、先生の本当に求めているものが明らかになり、自社の医薬品を勧める際の勧め方に応用できるのは間違いありません。

ぜひ日々の考え方を見直してみてください

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営業成績がなかなか上がらずに悩んでいる方も多いかと思います。
そんな時には、今回挙げたような当たり前の考え方を、普段から当たり前に考えられているか、自分に問いかけてみてください。
問題は、小手先では解決できないものかもしれません。