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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 日本アルコンの年収・評判 – は新製品の開発を進め、MRもさらに増員

2016-03-30

日本アルコンの年収・評判 – は新製品の開発を進め、MRもさらに増員


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日本アルコンは、スイスに本社がある、眼科領域に特化した製薬、医療機器、コンタクトレンズ、レンズケア製品を扱うアルコン・インコーポレーテッドの日本法人です。
国内眼科領域の医療用医薬品市場では知名度・売上共にトップクラスの企業です。

日本アルコンは眼科用手術機器(サージカル製品)以外に新薬の開発も

眼科の分野で医療器械から眼科手術用具、治療薬、OTCのオプティフリー(コンタクトレンズ・ケア用品)まで、トータルにアイケアサービスを展開しています。 眼科用手術機器(サージカル製品)が得意な会社というイメージが強いですが、国内での新薬の開発も積極的に行っています。 現在の社員総数は850名くらいですが、そのうちの約600名が営業関連の人員となっています。 製品群別に事業部体制をとり、営業の3つの柱であるサージカル製品、医薬品、ビジョンケア(OTC)製品について、それぞれ専門の営業担当者を配置しています。 医薬品担当者のほか、サージカル製品担当者にもMR資格の取得を義務付け、各種の研修を通じ、さらに専門性を高めたMRが営業活動を行っています。 現在、医薬品担当のMRを中心に増員を進め、近い将来には900名体制が整う見込みとしています。

医薬品の強化に伴い、MRも増員

新製品の開発も進み、これに伴い、セールス、特に医薬品の組織の強化・拡充を進めています。 従来の組織を機能的に再編し、新しい環境にマッチする体制作りを行い、新製品導入に向けて更なる強化を目指しています。 こうしたことから、MRもさらに増員しています。 営業の平均年齢は34歳ととても若く、風通しのよい組織で、全社的に比較的和気合々とした社風です。 中途採用で入社した人も多いので、皆の価値観を一つの方向にまとめながら、ビジョン達成に向けた会社作りを進めています。 人材育成にも尽力し、これまでの経験を活かしてさらなる会社の成長に貢献できるよう、様々な研修を行っています。

また、MRの年収は550万円~800万円のようです。

眼科のMRは今後的にも有望

眼科関連のMRとしての仕事は、大学病院の眼科、眼科専門クリニック、薬剤師に対する点眼液や他の医療用医薬品の情報提供、また情報収集が中心となります。 眼科の市場は2,000億を超えていると言われ、今後的にも有望な市場の一つとされます。 高齢化社会の進展に伴い、高齢者の眼科の症例も増え、特に緑内障は日本人の成人の視覚障害の原因として、第一位の疾患となっています。 これに伴い、緑内障治療薬、加齢黄斑変性症などの治療薬の市場も拡大し、情報提供を行うMRはとても重要な役割を果たすことになります。 眼科領域のMRとして、より専門的な領域で仕事を行うことは、MRとして長く活躍する上でも大切なこととなります。 MRとしては今のところあまり知られていないだけに、眼科関連のMRは仕事がしやすく、狙い目の職種とも言えるでしょう。