ナノキャリアはがん治療の先端技術に取り組んでいます。
ナノキャリアは、ミセル化ナノ粒子技術を応用した医薬品などの研究開発を行っています。 20～100ナノメートル（１ナノは10億分の１メートル）の粒の中に薬を封じ込め、患部に直接薬を与えるという技術を用い、がん治療薬を開発しています。 この技術を利用した医薬品が実用化され、これまでの薬物療法より有効性と安全性が高まれば、がん等の難治性疾患の薬物療法をさらに有効化できるとしています。 今後も、ミセル化ナノ粒子（高分子ミセル）技術のパイオニアとして、同技術のポテンシャルを最大限に活かした製品開発を目指し、社会的ニーズと貢献度の高い抗がん剤事業に特化したグローバル展開を行っていきます。 抗癌剤「シスプラチン」のミセル化製剤「ナノプラチン」の開発を進め、膵癌を対象としたアジア第Ⅲ相試験を実施中で、順調に行けば2017年度に試験を終了させ、2018年度に第１号製品として上市する予定となっています。 2015年2月には、中外製薬と提携しDDS技術を応用した核酸医薬品開発にも着手しました。
新規事業もスタート
ナノキャリアは、人材の募集としては、臨床開発担当者（薬事関連業務）、薬効評価担当者、事業企画担当者（化粧品事業部）、研究員（化粧品事業部）の職種で募集を行っています。 MRに当たる職種の募集は今のところないようですが、化粧品事業部は、第2の事業の柱として同社が立ち上げた新しい部門で、今後の事業推進のため、中心となって研究開発をリードする人を求めています。 資質としては、同社が目指す未来に向かって自分で思考し、自ら業務を企画し、チームプレイヤーとしてメンバーとコミュニケーションを取りながらプロジェクトを推進することで、自分の夢を実現したいと考えるベンチャースピリットに溢れる人を求めています。 化粧品、または医薬品に関する事業企画等の経験や、事業部における会計及び計数管理等に関する知識（簿記3級程度）、化粧品のマーケティング、ブランディング等に関する一般的知識、さらに一定のITスキルが必要となりますが、MRとしての経験があれば、それも活かせるかもしれません。
仕事しやすい環境づくりも
ナノキャリアは、研究者が活躍できる場の提供、育児休暇制度導入などによる女性の働きやすい環境づくり、外国籍社員の採用など、働き方のダイバーシティ（多様性）を目指した環境整備を進めています。 研究分野に限らず、臨床開発や事業開発、知財、ＩＲなど別の分野へ活動の幅を広げることもできるので、さらにスキルアップの可能性もあります。 女性、高齢者も積極的に採用しています。
また、気になる平均年齢は44.0歳で、平均年収は689万4000円となっています。
