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2016-03-30

MSDの年収・評判 – 幅広い疾患領域で医薬品やワクチンを提供


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MSDは、グローバルヘルスケアリーダーMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の一員として、日本でも医療用医薬品やワクチンを提供しています。

MSDは、90年代までは世界ナンバーワンファーマシーの地位を得ていましたが、M&Aによるメガファーマシーが続々と誕生したことから、現在ではナンバーワンの座を譲ったものの、現在も3本の指に入る世界シェアを誇っている製薬会社です。

MSDはパイプラインの数も豊富

 MSDが最近注力しているのがワクチン領域で、今後の市場の伸びが期待されています。 子宮頸がんワクチンのMRの仕事としては、主な訪問先は基幹病院、病院、クリニック等で、担当地域でワクチンの摂取率の向上・販売の改善、製品販売量の最大化、今後の新製品への対応等の業務を行います。 勤務地は全国で、勤務地指定も可能です。

年収はMRの場合、20代平均で650万円、MR平均で800万円のようです。
パイプラインが充実していることから、今後10年は無難に活躍できるし、福利厚生もしっかりしている、という声もあります。

今後的にキャリアMRの採用も

循環器系や抗炎症、抗生物質系の医薬品に強味があり、この分野の製薬会社で仕事したい、という人にとっては注目の外資系製薬会社と言えるでしょう。 呼吸器や生活習慣病領域に強いというイメージがありますが、オンコロジー領域(癌(がん)などの腫瘍の原因・治療などについて研究する学問分野)の開発パイプラインも豊富です。 2015年12月には、がん免疫療法薬の抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)について、切除不能または転移性の悪性黒色腫の効能・効果で日本で承認申請されました。 今後的に、オンコロジー領域の事業部を立ち上げる計画もあり、そうなれば、外部からのMR経験者採用も見込まれます。 育児支援、介護支援、社会参加支援などの制度もあるので、女性MRにとっても働きやすい環境となっています。

エリアMRの制度も

教育プログラムは充実し、社内だけでなく社外でも様々な学習環境が整えられ、リソースやネットワークもあります。 エリアMR向けの求人もあり、エリアMR制度を通して新たなキャリアの選択肢を提供し、多様な働き方を実現します。 エリアMRの仕事内容は、男性型脱毛症用薬の担当として、自分の住まいのエリアでMR活動を行います。 会社から渡される月次訪問要請書に基づき、活動エリア内の指定医療施設(既に製品を納入している施設)を訪問し、医薬品の有効性・安全性などに関する 情報の提供、収集、伝達業務等を行います。 活動を通して直接的に自身のスキルアップや報酬の取得に繋がり、継続教育を受講出来るため、自身のMR認定資格を継続することができます。 これにより長期的なキャリアプランや収入計画が立てやすくなります。