現在、MRとして製薬企業への就職を考えている学生さん、あるいは外資系がほとんどですが、MRとして中途採用や転職を目指している皆さんにとって、就職面接は一世一代の大舞台です。 ここで好印象を勝ち取れなくては、MRとしての道が立たれてしまうかもしれません。そこで、製薬企業が一般的に好感する「志望動機」を紹介しましょう。
あなたにとってMRの魅力とは?
MRは、医師や薬剤師と情報交換をする役割を持っています。さらに激務であることから、人事のあなたを見る目も厳しく、取って付けたような志望動機では決して好感されないでしょう。 志望動機を聞かれた時、真っ先に答えておきたいのが「なぜ自分がMRになりたいのか?」と、MRの魅力を存分に披露することです。もちろん「高収入だから」や「景気に左右されにくい」などはNGです。 あなたの目に映るMRの魅力、これを自分の言葉で披露することが大切です。
根拠は必ず用意しておく
たとえば、「MRの仕事は社会貢献にもなります。したがって私もその一員になりたいと思ったのです」と答えても、「具体的にどのような社会貢献ですか?」と突っ込まれればどうでしょうか?ここで詰まっているようでは、就職は諦めた方が良いかもしれません。 MRは医療の仕事であるため、高い社会責任も求められます。つまり志望動機を披露するにしても、「なぜその動機になったのか?」という根拠を製薬企業は重要視します。 また、就職希望の製薬企業の特長や主力製品などの知識はもちろん仕入れておき、「御社が力を入れている○○が、このような分野で大きく役に立っています」などと言っても良いと思います。さらに家族や親族で実際にその医薬品のお世話になった人がいれば、「それを見て、私も医薬品と患者さんをつなぐ仕事に魅力を感じました」と披露しても良いでしょう。 まとめると、一般的に好感される志望動機には2つの要素を入れるべきです。 ■あなたの目に映るMRの魅力とはなにか? ■すべての回答において根拠も用意しておく 上記はあくまでも一般論ですが、MRを目指すのであれば、この程度は知っておきたいテクニックと言えます。