より良い年収、より良い待遇を目指して、MRの転職に考える方も多いでしょう。内資系の製薬企業で中途採用はほとんどありませんが、外資系であれば転職は珍しいものではありません。 しかし中途採用だからこそ、新卒の面接よりハードな点があると考えてください。最悪のケース、「転職に失敗して職を失った」ということにならないよう、ここでのポイントをぜひ参考にしてください。
面接に臨む前の確認事項
面接に臨む前に、まず下記をご覧ください。 ■これまでに何回転職したのか? ■担当していた施設の規模 ■担当していたエリア ■MR認定証を持っているかどうか? 転職回数ですが、あまりにも多いと「根気がないのか…」とマイナスポイントです。担当施設の規模ですが、やはり大きいに越したことはありません。施設が大きければ、面接官が「この人を採用すれば、そこにも自社の医薬品を卸せる」と考える可能性があるためです。 そして担当エリアです。エリアが変更、あるいは転勤になっても安定した成績を上げているかがポイントです。 最後にMR認定証です。これを持っていなければ、ハッキリ言って中途採用のハードルは一気に上がってしまいます。やはり転職を考える前に取得した方が良さそうです。
面接に臨む!
では実際の面接で、面接官はあなたの何を見てくるのでしょうか?いくつかのポイントがありますが、まず「自社の風習や文化に合わせられるか?」です。たとえ優秀なMRだとしても、その会社の風習に合わなければまともに仕事は出来ません。 続いて「MRとしての戦略を持っているか?」が見られます。これまでの経験で得た戦略を披露することも、中途採用においては重要なことです。 そしてコミュニケーション能力です。MRの仕事で最も大切なのは、医師や薬剤師との信頼を構築することです。したがって「このように関係を構築してきました」や「このように医師の信頼を勝ち取ってきました」などのコミュニケーション戦略も披露しておきましょう。 中途採用では、とにかく「即戦力かどうか?」が試されます。だからこそ上記のポイントが重視されるのであり、「自分は環境の変化にもついて行ける即戦力ですよ」とアピールすることが大切でしょう。