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MR転職マガジン > コラム > MRの転勤の実情

2016-03-31

MRの転勤の実情


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日本語で医療情報担当者と呼ばれるMRの仕事ですが、より良い年収や待遇を求めて転職を考える方も多いようです。 そんなMRの世界における転職の実情を紹介します。

 

内資の転職は難しいかも…

内資(国内資本)の製薬企業では、当然ですが日本で大学を卒業した新卒を多く採用します。そのため、自社でMRを育成する制度が整っており、中途採用はほとんど見られません。 しかし高い能力があり、医師や薬剤師との信頼関係を構築するに十分なコミュニケーション能力が認められれば、可能性はわずかですが中途採用の道も残されています。 そして年齢も20代を求める傾向にあります。若いうちに採用して、自社のやり方、文化、風習に染めることが目的でしょう。 一般的に内資で転職を狙う場合は、新薬メーカーよりジェネリックメーカーの方が応募条件は緩いでしょう。ただし待遇面などでは新薬メーカーが勝っており、今の職場と十分に比較して検討してください。

外資系はどうなのか?

一方、外資系の製薬企業では転職は珍しくありません。そもそも、欧米の企業に「新卒を採用する」という感覚はあまりありませんし、「即戦力としての能力があれば歓迎します」というスタンスが一般的でしょう。

CSOに転職する

最近、多く見られるようになってきたのがこのスタイルです。CSOには多くのMRが在籍しており、製薬企業から販売委託を受けたCSOは、自社のMRを派遣する形で仕事をします。 派遣と言っても待遇や収入はジェネリックメーカーより良い場合が多く(業績にもよります)、家族の関係で転勤を嫌がる女性の新しい活躍の場としても期待されています。そして優秀なMRを積極的に募集しているだけでなく、入社後にMR認定証を取得するための研修も充実している場合が多いでしょう。 このように、転職のハードルが最も高いのが内資の製薬企業であり、続いて外資系企業となります。最もハードルが低いという点ではCSOですが、それでも難易度は高いと思ってください。医療に関することなので、誰でも簡単に入れる世界ではないということです。