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MR転職マガジン > コラム > MRの役割とは?

2016-03-31

MRの役割とは?


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MR(医療情報担当者)の仕事は、激務ですが高収入が見込めるため、「MRに転職して医療の世界で働きたい」と考える方が多いのも事実です。しかしMRになるには、「MRの役割」をしっかり理解していなければいけません。 そこで、医療現場で活躍するMRに求められる役割を紹介していきましょう。

 

医療情報の伝達

たとえば自社の医薬品を病院に卸したとしても、正しい用法が分からなければ意味がありません。最悪のケース、医薬品によって死亡することも考えられるためです。 そのため、自社の製薬企業で安全性を十分に確認して、用法などを医療現場の医師や薬剤師に正しく伝達することが求められます。そして逆に、今度は医療現場から患者さんの声などを拾い上げ、さらに自社製品の品質向上に努めるのも、MRに求められる重要な役割でしょう。 このように、医師や薬剤師、そしてMRが一丸となって、患者さんのために最も有効な医薬品が開発されていくのです。

営業担当者としての顔

製薬企業もボランティアではありません。いくら患者さんのためとは言え、お金を儲けなければ会社を存続させることが出来ないのです。そこで活躍するのがMRです。 MRは、上記のように「情報の架け橋」とも言える役割を持っていますが、製薬企業の営業担当者としての役割も持っています。 したがって担当エリア内の医療機関や薬局を飛び回り、自社の医薬品をプロモーションするわけです。 情報伝達と営業活動、まるで異なる2つの役割を担うことになるため、バランスの取れた活動が求められるでしょう。

MRは社会貢献でもある

情報伝達と営業活動、違う役割を1人の人間が行うのですが、その結果、最終的に得をするのは患者さんです。細かいデータをもとに新薬の開発を行ったり、より効果的な医薬品を処方したりなど、最終的に得をするのは私たちだと考えてください。 つまり、MRの仕事は大きな社会貢献でもあります。患者さんにとって有意義な情報をやり取りして、患者さんに有効な医薬品を提供する。MRとして医療の世界で活躍したいと考えるなら、この役割は忘れないようにしましょう。