メルクセローノはオンコロジーでさらに事業拡大
メルクセローノは、スイスのジュネーヴを本拠とする製薬会社の日本法人で、オンコロジー、不妊症、内分泌代謝と3つの領域での治療薬の開発・販売を行っています。 世界10ヵ所に研究拠点を持ち、1500人を超える研究者たちが様々な分野の新薬開発を進めています。
特に、世界の不妊治療領域の市場で60%を占め、抗がん剤でも革新的な製品を持っています。
また、毎年売り上げの約22%を研究開発に投じ、開発のパイプラインも豊富で、現在日本では約20の臨床開発プロジェクトが進行しています。 主力製品の分子標的薬アービタックス(R)は2008年に国内での製造販売承認を取得し、現在各エリアの大学病院や総合病院などで導入されています。 更なる事業拡大に向けて、オンコロジー領域でのMRを募集しています。 大学病院やがんセンター、国立病院を訪問し、分子標的薬アービタックス(R)や、海外の医薬品情報に関する情報提供を行ないます。
MRからさらにキャリアアップも
MRの育成方針として、専門医から求められる治療のパートナーになる事を目指しています。 同社はオンコロジー、不妊治療、内分泌代謝の3つの領域で営業と本社部門スタッフが強く連携することを可能にした体制を構築しています。 各エリアに1名ずつマネージャーを配置し、優れたMRはセールススーパーバイザーに任命され、将来のエリアマネージャー候補となります。 営業部門のMRからセールススーパーバイザー、さらにそこからエリアマネージャー、そして営業部長など、今後、組織の拡大に合わせてポジションが増えることが予想され、早期に昇進できるチャンスも数多くあります。
MR経験を持っているか、MR認定資格を持っている場合、MRの給与は大卒以上23~39歳で年俸480万円以上で、経験・能力を考慮し、加給・優遇されます。
専門領域で高いシェア
オンコロジー領域での経験は問わず、社内のMRの約6割は前職でがん以外の領域を担当していました。 10年以上のベテランも、入社したばかりの新人も平等に見てもらえ、研修制度もしっかりしています。 特にMRの製品知識、スキル研修に力を入れ、新入社員に対しては導入研修として3週間のプログラム、マネージャーの同行やコーチング等の1ヶ月半のOJT後、より実践的なフォローアップ研修を10日間提供します。 他にも、苦手なところを克服するために定期的な製品テストを実施するなど、研修サポート体制も万全に整えています。 メルクセローノは、比較的競合が少ない専門領域で多くのシェアを得、病態生理学分野の研究開発をも強みとしながら事業を発展させています。 他社は組織力で勝負していますが、メルクセローノの場合、局地戦では負けない個の力があるとも言われています。