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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 杏林製薬の年収・評判 – 創業約100年の老舗メーカー

2016-03-31

杏林製薬の年収・評判 – 創業約100年の老舗メーカー


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杏林製薬(キョーリン製薬)は日本の中堅製薬企業の1つです。あまり馴染みがない会社のように思えますが、それにはちゃんとした理由があるのです。そこで、杏林製薬について紹介していきましょう。 ちなみに、杏林大学とはまったくの無関係です。「杏林」は中国の歴史に出てくる良医のことで、「治療を受けるに貧富の差はない」をモットーにした医師でした。両者はそこから名前を取ったのでしょう。

杏林製薬とは

杏林製薬は、自社製品に深く関連する「呼吸器科」「耳鼻科」「泌尿器科」の3つの診療科に重点を置いた活動を展開しています。
MRは、医療関係者のニーズを的確に把握し、速やかに対応できるため、一定のエリアを複数のMRで担当する「チーム制」を導入し、個々人の意志を尊重する一方、チーム全体で目標達成を目指します。
平均年齢は44.1歳で、平均年収は、平成22年で998万円となっています。

杏林製薬の歴史

杏林製薬は1923年、東洋新薬社として創業します。創業約100年の老舗メーカーと言えるでしょう。その後、様々な製薬会社を子会社化、あるいは合併を繰り返して現在に至ります。 杏林製薬は、大塚製薬の「ポカリスウェット」、小林製薬の「ブルーレットおくだけ」、アース製薬の「ポリデント」のような、テレビCMでもおなじみのヒット商品を主力にしているわけではありません。 同社の主力は病院などの医療機関で処方される医薬品で、私たちの日常生活ではまず聞かない名前のものばかりです。だからこそ、「馴染みがない…」となるのではないでしょうか?

社内の雰囲気は?

多くの社員さんの感想として、「一般的な日本企業の風土そのものだが、嫌な上司や意固地な先輩は少ない」が聞かれます。今では「飲みにケーション」を嫌がる若者も多いですが、杏林製薬では社員さん同士の飲み会もよくあるようです。そこで悩みを共有したり、親睦を深める風習を持った企業だと言えます。 もう1つ、「福利厚生が非常に充実している」が多く聞かれます。内資の製薬企業は手厚い福利厚生を提供しているケースが多いですが、杏林製薬も例外ではありません。福利厚生の充実は社員に安心感を与えますので、その点は好感できる点だと思います。

お給料はどれくらい?

内資の製薬企業ですが、会社の規模としては中堅に位置します。したがって大手の製薬企業と比較すると少し劣りますが、それでも成績次第では30代で年収800万円も十分に可能です。一般的な日本企業では、30代で年収800万円はまず考えられない水準です。やはり「頑張れば高収入が可能」という製薬企業ならではの魅力ではないでしょうか?