医師に「こんなことも知らないの？」と言われたり、プレゼンの資料を集めるのにてこずってしまったり……情報を収集することが苦手な人なら、心当たりがあるのではないでしょうか。ここでは、様々なタイプの情報サイトや業界動向サイトを紹介します。
業界動向サーチ
110以上の業種や業界の動向を調べることができるサイトが、業界動向サーチです。シェアや売上高、純利益、平均年収などがランキングで示され、規模がグラフで視覚化されているため、パッと見てバランスが分かるような仕組みになっています。
業界の景気は業界天気図によってあらわされるため、一見して分かりやすく、「ほかの業界はどうだろう？」とつい興味を持っていろいろ見てしまいます。こうして知らぬ間に賢くなれる、優れモノの情報収集サイトです。もちろん、業界ごとのニュースも豊富です。
業界動向サーチ：http://gyokai-search.com/
SPEEDA
出典：http://www.uzabase.com/speeda/
550種類もの業界単位でアナリスト分析のレポートを呼び出すことができるSPEEDAは、有料のサービスではありますが、だからこそ密で正確な情報を仕入れることができます。各統計データや決算情報をWordやExcelの形でダウンロードすることが可能なので、そのままPowerPointに落とし込んでスムーズに資料化できるのが、一番のおすすめどころ。サポートデスクの利用で、独自の条件を組み合わせたリストアップをオーダーメイドすることもできます
SPEEDA：http://www.uzabase.com/speeda/
製薬Online.com
出典：http://www.seiyakuonline.com/
製薬業界専門の転職・求人サイトである製薬Online.comは、求人情報サイトながら製薬業界の最新ニュースが豊富で、医師とのコミュニケーションツールとして頼りになる存在です。統計情報をはじめ、売上収益性や研究開発費といった情報についてフレッシュなものが手に入ります。
エッセイでは、他業界から転職を試みるための基本的な用語などについての解説がなされているため、「営業の合間にちょっと復習しよう」といったツールとして使えるところも好ポイントです。
製薬Online.com：http://www.seiyakuonline.com/
MRdeR
出典：http://mrder.net/generic-drug/
MRdeRも転職専門サイトと銘打ってはいますが、医薬品業界のトレンドや各種データについての情報が豊富で、様々な切り口からまとめられています。製品データ、開発品動向についての情報を仕入れることもできるため、資料作成の傍らで常に開いておいた方がよいサイトであるといえるでしょう。
また主要な製薬企業やCSOへのインタビューが掲載されており、数字だけではわからない他社の様子について知ることができるのが、転職サイトならではの特徴といえるでしょう。公開されている求人情報の内容や数からも、他社の情報をうかがい知ることができますね。
MRdeR：http://mrder.net/generic-drug/
MRジャーナル
製薬業界に関するニュースをいち早く知りたいのであれば、MRジャーナルがおすすめです。トップページに最新ニュースが表示され、手短な文面ながら分かりやすいまとめ方がなされています。業界動向を探るページでは各社の業績発表がニュース形式で表示されるため、時系列で追っていけば体感的に業績の流れを理解することができるでしょう。
キャリアアップのための裏技や転職に役立つコンテンツも豊富なので、ニュースチェックのたびに読むようにすれば、MRとしてさらに成長することが見込まれます。
MRジャーナル：http://mr-journal.jp/
日経デジタルヘルス
出典：http://techon.nikkeibp.co.jp/ndh/
製薬業界のみならず、医療業界全体の動向について広く調査したいと考えたときに有効となるのが、日経デジタルヘルスです。医療はもとより、介護や健康といった分野についても話題が豊富なため、ここで最新のニュースをゲットすれば、医師とのコミュニケーションに効果的です。さらに「周辺業界のことまでよく勉強している」という印象を与えることができるでしょう。
ニュースやレポートの他に、各種セミナーやイベントの開催情報専用のページがあり、よりよく知りたいという気持ちをかきたててくれるような魅力的なイベントが豊富です。自らの勉強のため、また医師とのつながりを保つために活用するのも一手でしょう。
日経デジタルヘルス：http://techon.nikkeibp.co.jp/ndh/
まとめ
いかがでしたでしょうか。動向サイトといっても、MRに特化したものであったり、医療分野全体を扱うものであったり、かなり多くの業界を網羅するものであったりと、特徴はさまざまです。自分の知りたい情報に合わせて賢くサイトを選び、効率よく営業知識を身につけましょう。
