一般財団法人阪大微生物病研究会は、微生物病の予防・治療に関する研究やワクチン等の製造・供給、他にも学術研究の助成など、主に微生物病の予防を目的とした事業を行なう、日本のワクチン開発・供給のパイオニアです。
法人名から研究機関というイメージがありますが、主な事業は製造業で、ワクチンが製造され出荷されるまで、製造以外に品質管理、製造計画、設備管理等、様々な側面で活躍できます。
ワクチンのほとんどは香川県の観音寺研究所で製造されていますが、臨床検査事業の歴史も長く、大阪大学内に設置した検査センターで、様々な病院から検体を受け取り、高度な技術と学識を活かしながら細胞診断などの病理学的検査を始め、様々な臨床検査を行なっています。
2015年には設立80周年を機に、より中長期的な時間軸で独創的かつ革新的な次世代ワクチンの研究を行うため、BIKEN次世代ワクチン開発研究センターを設立しました。 今後も研究開発を強化し、必要とされるワクチンの創出・供給のスピードアップを目指そうとしています。
口コミ・レビュー・評判の調査結果
「主力製品がワクチンであることが強みと言えます。 国も定期接種があるものなどは数量確保しなければならず、インフルエンザという定期流行するものがあるので、売り上げは安定しています。 日本発の世界へ出せるワクチンを造れるようになるか、これから数年が勝負になるでしょう。 海外、特にアジアはワクチンが不足し、技術力も日本より劣るところが多いことから、国内のシェアを守りながら海外へ輸出することができれば、更に業績は伸びていくでしょう。 現在、製薬では安定度は一番だと思います」
「ワクチンのみなので、ワクチンがやりたい人には天職です。 若い人が多く、未経験でもいろいろなことをやらせてもらえます。 自分の努力次第で、いくらでも仕事が出来ます」
ワクチンの分野で関心がある人にとっては、注目でしょう。
http://www.biken.or.jp/recruit/fresh.html