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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 栄研化学の年収・評判 – 便潜血検査で高いシェアを持つ製薬会社

2016-04-12

栄研化学の年収・評判 – 便潜血検査で高いシェアを持つ製薬会社


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栄研化学は免疫血清学的検査用試薬で急成長中

栄研化学は、東京都台東区に本社がある、主に臨床検査薬を中心とした医薬品の製造・販売、さらに検査装置(医療機器)の販売を行っている臨床検査薬の製薬会社です。 大腸がんのスクリーニング検査である便潜血検査は国内で約60%のシェアを持ち、国内だけでなくヨーロッパ・アジアでも広く販売されています。 また、遺伝子(DNA・RNA)の増幅技術であるLAMP法を開発したことでも知られています。 栄研化学の2016年3月期第3四半期の売上高は、前年同期比3%増の242億27百万円となっています。 免疫血清学的検査用試薬は、ヘリコバクター・ピロリ抗体検査用試薬や便潜血検査用試薬の売上げが伸びています。

栄研化学は、さらにスキルを高めたいMRに向いた環境

栄研化学には、2014年12月時点で632人(単独)の社員が在籍しています。 東京をはじめとする全国各地に営業所を構えています。 平均年齢は45.4歳、平均年収は760万円となっています。 1人当たりの勤続年数が長いのも特徴です。 上場している製薬会社の中で見ると、売り上げ高・資産規模は25位ですが、平均年収は18位とやや高めになっています。 栄研化学は、教育体制が充実しているようです。 年収よりも、スキルアップを目指すMRに向いている企業と言えるかもしれません。 福利厚生についても満足の声が多く、社風についても、勤続年数や年齢に関係なく意見を交わせると言われています。 人材教育がきちんと整えられているところが、やはり大きな魅力のようで、社内研修のほか、OJTのように実務を重ねながら仕事を身に着けて行ける体制が充実しているので、一人一人のスキルを向上させることができます。 スキルさらにを高めたいと考えているMRにとっては、栄研化学の環境は向いていると言えるでしょう。

ちなみに、平均年齢は45.4歳、平均年収は760万円となっています。

やりがいのる海外営業部の仕事

通常の国内のMR以外に、栄研化学には海外営業部もあり、海外営業部員は、同社製品の海外販売に関する全ての業務を行います。 取引相手は主に各国販売代理店ですが、メーカーとして末端ユーザーと接することもあります。 病気の予防や治療に至るまでの過程で、同社の検査薬の有効さを理解してもらい、代理店と協力して販売活動を行います。 市場動向を調査・分析し、国内外の経験を活用しながら国単位での市場を形成・獲得していく仕事はスケールが大きくやりがいがあります。 諸外国の窓口なので、業務は多岐に渡り、社内や代理店とのチームワークも要求されます。