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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > アボットジャパンの年収・評判 – アメリカに本社を置く製薬企業の日本法人

2016-03-31

アボットジャパンの年収・評判 – アメリカに本社を置く製薬企業の日本法人


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アボットジャパンという製薬企業をご存知でしょうか?「アボット」というアメリカに本社を置く製薬企業の日本法人です。外資系であるため、日本の製薬企業とは色々と違う部分もあるようです。 今後、製薬企業で研究やMR職を目指すことを検討している皆さんに、アボットジャパンがどのような製薬企業なのかを紹介していきます。

アボットジャパンとは

アボットジャパンは、医薬品、診断薬・機器、栄養剤、バスキュラーなど幅広い事業を世界130か国で展開する米国アボット・ラボラトリーズの日本法人で、ヘルスケア カンパニーとして展開を行っています。
リウマチ/乾癬/クローン病治療薬、HUMIRA(ヒュミラ)が注目され、コマーシャルエクセレンスといった新組織の構築や、さらなる増強に注力しています。
年収は30代前半で700~800万円のようです。

MRは体育会系?

ある社員さんが、「うちのMR職には体育会系のノリがあります」と言っておられました。もちろん勤務地や上司によって雰囲気は大きく異なるため、アボットジャパン全体で体育会系というわけではないでしょう。 しかし体育会系というのは、嫌がる方もおられますが、言いかえれば「面倒見が良い・よく相談に乗ってもらえる」ということです。MRの仕事はとても複雑で、医薬品の知識だけでなく、医師や薬剤師との信頼を構築するコミュニケーション能力も必要です。 仕事をする上で様々な悩みや疑問が出てくるのは当然ですし、それをMR仲間と共有して互いに解決できる環境は素晴らしいのではないでしょうか。

外資系だけど大丈夫?

外資系ということで、色々と心配される方も多いようです。たしかに日本の企業ではないため、一般的な日本企業とは違う点が多いのも事実です。 たとえば、アメリカに本社があるのですが、本社からの指示が日本法人に届くとします。しかしその指示が、日本の市場をまったく無視したものだとしたらどうでしょうか?「それをやっても意味がないような…」と思ってしまいますが、アボットジャパンに限ったことではなく、外資系企業ではこのようなミスマッチがよくあると考えてください。 しかしアボットジャパンの場合、人事にちょっとした特徴があります。外資系となると、本社から派遣されてきた外国人が上司になることも珍しくないですが、アボットジャパンの場合、管理職以上は生え抜きの日本人が多いのです。 海外に法人を設立する場合、「その国や地域の人を大切にするか?」が求められます。難しい仕事を現地の下っ端社員に押し付けて、本社から派遣されてきた上司は楽をして手柄を稼ぐ。このようなことも外資系ではあるのですが、管理職以上に生え抜きが多いため、現地の社員(この場合は日本人の社員)を大切にしていると言えます。 しかし外資系であるため、やはり年収は内資と比較して劣るのは間違いないでしょう。したがって基本給に頼るのではなく、「売って売って売りまくってインセンティブで稼ぐ!」という強いやる気のある方に向いているかもしれません。