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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 久光製薬の年収・評判 – TDDSのリーディングカンパニー

2016-03-31

久光製薬の年収・評判 – TDDSのリーディングカンパニー


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久光製薬はサロンパス、フェイタスなどでよく知られた医薬品メーカー

久光製薬は、 佐賀県の鳥栖市に本社がある医薬品メーカーです。 消炎鎮痛剤のロングセラー「サロンパス」がよく知られていますが、同社の売上の約75%はサロンパスなどのドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品ではなく、医師の診断と処方に基づいて使用される医療用医薬品となっています。。 特に医療用鎮痛消炎剤の分野は主力商品の「モーラステープ」を中心に高い市場シェアを占め、貼って皮膚から薬を送りこむ経皮薬物送達システム(TDDS)のリーディングカンパニーでもあります。 同社のMRは、医療用医薬品を扱うMRと一般用医薬品を扱うMRの2種類があります。 一般用医薬品を扱うMRは、サロンパスやフェイタスなどの一般用医薬品を一人でも多くのお客に使用してもらえるよう、ドラッグストアや薬店にアプローチするのが仕事です。 定期的に担当企業の本部や店舗を訪問し、商品の紹介、市場動向の解説、売り場づくりの提案など様々な商談を行います。 テレビCM放映時期や新商品発売時は、各店舗で大々的にその商品を展開してもらえるよう働きかけを行います。 キャンペーンを展開してもらえると決まると、担当企業の本部商談で決まった内容が各店舗で確実に実施されるよう、店舗を自分の足で周り、店舗責任者に展開時期と展開内容を伝え、店員への的確な指示や商品の確実な発注依頼を行うこと、こうしたことが実現されているか確認に訪問することもMRの仕事です。

医療用医薬品のMRはプレゼンテーション能力が大事

医療用医薬品のMRは、担当する地区の病院、クリニックを訪問して商品説明会を提案し、医薬品の有効性、安全性などの商品特性やメリット、副作用や使用上の注意の情報をより詳しく伝えるプレゼンテーションを行います。 医薬品卸会社のMSと医療機関の情報を共有することや、講演会の企画や準備など業務は多岐にわたります。 医療用医薬品のMRは、自社商品の豊富な知識に加え、競合他社の商品情報や関連疾患に対する治療薬などの知識も身につけることが重要で、さらにプレゼンテーション能力も求められます。

行動力のあるMRにとってやりがいのある職場

久光製薬の場合、TDDSに強いことから、知識や対応を絞り込みやすく、こうした分野で高いシェアを持つことから、自社製品を使ってもらう際にも無理なく勧めることができる、というところが魅力のようです。 同社は女子バレーチーム「久光製薬スプリングス」や、サッカーチーム「サガン鳥栖」のスポンサーを務めるなどスポーツ活動も盛んで、どちらかといえば体育会系の乗りのようなので、MRも、活発で行動力がある人はやりがいがあるでしょう。

久光製薬のキャリアと年収

海外で仕事したい人には魅力的な会社で、営業成績が良ければ、英語力が無くても国際事業部に行ける可能性が十分にあるようです。
平均年収は、636万円のようです。