ツムラは幅広い漢方製剤で医療に貢献
ツムラは、漢方のツムラとして知られる漢方医薬品メーカーで、医療用漢方製剤を主な事業としています。漢方のシェアは2014年3月末時点で全体の84％以上と高くなっています。
1976年、ツムラの医療用漢方製剤が初めて薬価基準に収載され、以来、漢方製剤はもはや医療の場に欠かすことができない存在となり、トップシェアを誇る漢方製剤メーカーとして医療の現場に幅広く貢献しています。 医療用医薬品は、医療用漢方製剤129品目を中心に、調剤用の生薬、新薬など計133品目の医療用医薬品が全国の病院・医院で処方されています。 新薬としてオーファンドラッグであるウィルソン病治療薬「メタライト250カプセル」があり、医療に貢献しています。 OTC医薬品でも製品の充実を図り、創業以来販売を続けている婦人薬「中将湯」をはじめ、風邪薬や胃腸薬、滋養強壮剤、漢方トローチなど42処方にもとづくラインナップを揃えています。
漢方医学と西洋医学の融合でさらに医薬品の知識を深めることに
ツムラのMRは、社内のe-learningシステムを用いることで漢方薬の東洋医学的、西洋医学的知識を習得できます。 また、MR認定資格試験の対策も早めから取り組み、研修の体制を整えています。 職場は、年齢層をバランス良く配置し、日頃のMR活動を先輩社員がフォローしてくれるような人間関係が構築されています。 仕事外での付き合いもそれなりにあり、チーム意識が強くなっているようです。 これぞツムラMR！というような目指すべき先輩が職場にいて、まさに「漢方医学と西洋医学の融合」を実践していて、豊富な知識に驚いた、という新入社員の声もあります。 漢方薬は西洋薬とは違う使い方ができるので、多くの患者にとって役立つ薬です。 ツムラのMRとして仕事する中、漢方薬の可能性を改めて認識し、自信をもって良いと思える薬を医師に採用してもらえた時、さらにその漢方薬を使った患者が良くなられたという報告を聞いた時には、MRの仕事をやっていて本当によかったと思えるところのようです。
適正な労働時間の管理も徹底
ツムラは、適正な労働時間管理と長時間労働の防止を目的とし、ノー残業デー（水・金）の実施、有給休暇促進月間（連続3日間を推進）を年4回設けています。 時間外労働が定められた時間を超過した場合は、産業医・保健師・看護師が本人と所属上長を対象に面談を実施しています。 また、年2回、組合と会社で労働時間の管理状況の実態調査を実施しています。
ツムラの年収
年収は、20代で500～560万円、30代で400～600万円、40代で870万円のようです。
