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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > 大鵬薬品工業株式会社の年収・評判 – 抗がん剤や一般向け製品で有名な製薬会社

2016-03-30

大鵬薬品工業株式会社の年収・評判 – 抗がん剤や一般向け製品で有名な製薬会社


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大手ではありませんが、中堅規模の製薬企業です。医療従事者向けの医薬品としては抗がん剤が主力ですが、私たちの生活に密着する商品も多く販売しています。 たとえば「愛情1本」でお馴染みのチオビタドリンク、そしてソルマックも大鵬薬品工業の商品です。さらに頻尿などの尿トラブルの改善を目的とした「ハルンケア」など、テレビCMでも見たことがある商品も多く販売しています。 そんな大鵬薬品工業とはどんな製薬企業でしょうか?また、年収はどの程度なのでしょうか?さっそく見ていきましょう。

大鵬薬品工業とは

大鵬薬品工業は、開発系の医薬ベンチャーとして知られ、フトラフール、ユーエフティ、ティーエスワンなどの医家向けの抗がん剤でトップシェアを誇り、他にもチオビタドリンクやソルマックなどの一般向けのヘルスケア品の製造・販売も行っています。
人材育成でも、医療現場で信頼されるMRを育成するために徹底した研修を実施しています。
平均年収と平均年齢を基準にした30歳時年収は、624万円となっています。

大鵬薬品工業の社風

「良くも悪くも日本企業」という声が社員さんからは多く聞かれます。日本企業の特徴としては、「チームを大切にして個を守る」という点があります。つまりすぐに見限られることはなく、何度でもチャンスを与えられるというメリットがあるでしょう。 一方で、「縦割り社会」や「上下関係は絶対」というデメリットもあります。縦割りや上下関係の全てが悪いということではありませんが、時として、「現場が混乱する」や「上司がハズレだと仕事がやりにくい」といったことがあります。一言で言えば「体育会系」という感じですが、体育会系のノリに抵抗を感じないなら転職先として有力候補でしょう。 製薬企業にしては珍しく、MRでもインセンティブ率はそれほど高くありません。モチベーションの維持は難しくなるかもしれませんが、逆を言えば「安定している」ということになります。その点は考え方次第でしょう。 社宅はありませんが、その分だけ住宅手当は充実しています。しかし女性に嬉しい福利厚生、出産や育児休暇などは、他の大手製薬メーカーとして少し見劣りします。その点、やはり「良くも悪くも日本企業」と言ったところでしょう。

気になる年収は?

やはりMRの年収は高く、20代前半でも500万円台を突破することは可能です。「頑張れが突破できる」ではなく、普通に仕事をしていれば突破できるレベルです。ただし上記の通り、インセンティブ率はそれほど高くないので、仕事のできる方は少し不公平感を覚える可能性もあります。 ボーナスは非常に恵まれており、勤続5年を超えると10か月分が支給されます。毎月の給与はそれほど高くありませんが、その分はボーナスで十分に穴埋めすることが出来そうです。 MRであれば40代を超えると1000万円プレイヤーが出てきており、インセンティブ率の低さも年収の高さで十分カバーできることが分かります。