サノフィ株式会社は、フランス・パリに拠点を持つ外資系の製薬企業です。糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、アレルギー、睡眠障害、ガンなど、多岐にわたった医薬品を開発・販売しています。 家庭用の医薬品ではなく、病院などで処方される医薬品がほとんどであるため、どのような会社なのか想像できる人は少ないでしょう。そこで、会社の雰囲気や年収について紹介していきます。
サノフィとは
サノフィは、フランス・パリを本拠とする製薬・バイオテクノロジー企業サノフィの日本法人で、糖尿病治療、ヒト用ワクチン、革新的新薬、コンシューマー・ヘルスケア、新興市場、動物用医薬品、ジェンザイムが中核です。
同社には能力開発優秀企業賞本賞（第21回・2008年）の受賞暦を持つ2つの研修システムがあります。
MRの年収は、27歳で650万円、35歳で800万円 41歳で1100万円くらいのようです。
どんな会社なのか？
内資の製薬企業の場合、やはり男性社会という現実は否定できません。それは国内の外資系企業でも同じようなことが言えるのですが、サノフィ株式会社の場合、本社がフランスということもあり、積極的に女性のキャリアアップを取り入れようとしている企業です。 じっさいに営業所の所長を女性が担当したりなど、女性にも男性と同じだけ出世のチャンスが与えられています。したがって「女性を大切にしてくれる製薬メーカーに就職・転職したい」と考えるなら、サノフィ株式会社は的確かもしれません。 外資系企業に共通して言えることなのですが、本国の経営トップが変わると経営方針が正反対になることもあります。本国のトップが変わっても日本のマーケットには何の関係もないため、方針転換はかなり戸惑うことになります。その変化に適応する能力は求められそうです。 手当てや福利厚生に関しては、比較的しっかりしていると言えます。とくに女性の出産、育児休暇の取得は積極的に推奨しており、「出産後も働ける環境」は整っていると言えるでしょう。
気になる年収は？
正社員の場合はお給料も優遇されています。20代で平均500万円程度、30代で700万円程度と、順調に昇給して行き、50代になると大抵のMRは年収1000万円を超えています。 しかしあくまでも正社員に限ったことであり、サノフィ株式会社の場合、派遣社員をあまり優遇しないという声が多く聞かれます。もちろん年収も正社員の半分程度と、あまり高いとは言えないでしょう。したがって高収入を目指して転職を考えるなら、ぜひ正社員での転職を目指してください。
