皆さんも社名ぐらいは聞いたことがあると思います。禁煙グッズの「ニコチネルパッチ」は大ヒット商品ですし、実際の医療現場でも優れた医薬品をドンドン開発している会社でもあります。 ノバルティスは世界中で展開している医薬品メーカーですが、本社はスイスのバーゼルにあります。設立は1996年12月と、そこそこ若い企業と言えるでしょう。そんなノバルティスの日本法人はどのような会社でしょうか？また年収はどの程度でしょうか？
ノバルティスファーマとは
ノバルティスファーマは、循環器・がん・呼吸器・中枢神経領域など、幅広い領域で医薬品を提供しています。
同社は、専門領域ごとに情報提供活動を展開し、現在、約2,300名のMRを擁しています。
ノバルティスにしかできないプロモーション力も魅力です。
2013年の初任給実績は、大卒月給22万3000円となっています。
女性にとっては良い環境で、様々な女性が働き、女性管理職にも早くなれる環境のようです。
どんな職場？
自由度が高い会社として人気です。とくにMRの場合は直行直帰も多く、会社の指示や命令を待つまでもなく、自分で考えて自分から動く姿勢が求められそうです。また世界的に展開している企業であるため、職種によっては高い英語力が求められます。もちろん社内研修で英語力を鍛えることも出来ますが、すでに英語力に自信があり、「語学力を生かしたい！」と思うのなら転職を検討する価値があるかもしれません。 そしてMRの転職先として非常に人気の会社でもあります。何しろ取り扱っている医薬品は世界中の医療従事者に信頼されており、医薬品の品質は世界トップクラスと言えます。営業経験がある方なら分かると思いますが、扱う商品が素晴らしいと営業がとてもやりやすいのです。 したがって、自社の医薬品に自信を持って営業活動に取り組めることがMRの皆さんのやりがいとなっているようです。さらに世界トップクラスの開発能力を持っているため、新薬に携われる機会が多いことも、MRにとってはモチベーションにつながるのではないでしょうか？
気になる年収は？
気になる年収ですが、MRの場合は30代で800万円を突破することも十分に可能です。また医薬品の知識を持たなくてもできるルートセールス（決まった顧客を定期的に訪問して、不足分を補充したり、新しく注文を取ったりする役職）でも30代で年収500万円は可能です。会社全体の平均年収としては850万円ほどでしょう。 外資系企業の中では高収入と言えますが、やはりグローバル展開している分、世界のどこかで不祥事が起こればしわ寄せが日本法人にもやって来ます。海外で不祥事が起こり、売り上げが激減した場合、コストカットの波が日本にやって来ることもあるのです（実際にありました）。
