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MR転職マガジン > 製薬メーカー・CSOの評判 > アストラゼネカの年収・評判 – 抗がん剤の領域では世界トップクラスの製薬会社

2016-03-30

アストラゼネカの年収・評判 – 抗がん剤の領域では世界トップクラスの製薬会社


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あまり聞かない社名ですが、抗がん剤の領域では世界トップクラスの企業と言えます。アストラゼネカは、1999年にイギリスの大手製薬メーカーから分離したゼネカと、スウェーデンに本社を置く北欧最大の製薬メーカー、アストラが合併して生まれた会社です。 日本では大阪に本社を置いていますが、はたしてどのような会社なのでしょうか?そして年収はどの程度なのでしょうか?

アストラゼネカとは

アストラゼネカは、イギリスのロンドンに本社があるアストラゼネカの日本法人で、プライマリー(消化器系疾患の薬、呼吸器系疾患の薬)、オンコロジー(抗がん剤専門で、イレッサが知られています)、麻酔(キシロカイン、マーカイン、ディプリバン等の麻酔科系の薬)が主な事業です。
年収は、MRの場合、29歳で700万円~800万円、30歳の主任クラスで700万、40歳の課長クラスで900万のようです。

どんな会社なのか?

多くの社員さんの声として、「常にトップダウンの指示が出る」が聞かれます。つまり自分たちで考えて新しいことに挑戦するというより、上からの指示に従うという文化を持っている会社です。さらに外資系ではよくあることなのですが、本国からの指示が日本のマーケットにそぐわないこともあります。しかしお構いなしに上から指示が下りてきますので、それに従う社風だと考えておきましょう。 また人事異動や人材の新陳代謝が活発な企業で、頻繁に上司が変わるそうです。上司が変われば職場環境も大きく変わるものです。頻繁に変わる職場環境に、うまく適応する能力が必要になるでしょう。 ただし成果主義の色合いが非常に強く、良い成績を上げればそれに見合った評価とお給料を出してくれるのは魅力でしょう。一方で、成績が悪ければ最悪のケース、退職を迫られることもあるようです。 さらに若手の頃から昇進や昇格のチャンスが与えられているのも魅力でしょう。成績次第ですが、30代で本国(イギリスや北欧)に出向することもあるようです。 トップダウンで指示が常に下りてくるのは、ある意味で日本的です。しかし超成果主義である点、そして若手の頃からキャリアアップできるチャンスが十分に用意されている点などは、まさに外資系の特徴と言えるでしょう。

気になる年収は?

気になる年収ですが、超成果主義であるため、成績によって大きく異なります。たとえば大卒5年目の正社員の場合、年収500万円という方もいれば、年収750万円という方もおられます(ともに営業職の場合)。同じ仕事をしているにもかかわらず、成績次第で200万円以上もの差が生まれるのは日本では珍しいと思います。 ただし、入社3年目の若手社員でも年収650万円を叩きだす事例もあり、やはり「頑張り次第でどうにでもなる」というのが本音です。 なお、社員さんからは年収や給料に関する不満はあまり聞かれません。概ね、満足しているという意見が多く聞かれました。